清々しい河原で塩焼き、田楽など野趣満点のつけば料理

2014.04.28(月)

 千曲川流域では、5月から伝統的な漁法の「つけ場漁」が盛んになる。川岸に設置された「つけ場小屋」で、産卵期を迎え体が朱色に染まったウグイを賞味するのはこのシーズンの風物詩である。
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ウグイ

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ウグイのつけば漁

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ウグイの塩焼き

 つけ場漁を行っている漁業協同組合は、
□佐久漁業協同組合(佐久市など) 電話0267-62-0764
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□上小漁業協同組合(上田市) 電話 0268-22-0813
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□更埴漁業協同組合(千曲市など) 電話026-275-1536。
 漁の期間は4月下旬~6月下旬、詳しくは各漁業協同組合に確認する。産地からのひとことを聞いてみると、「つけば漁で捕獲したウグイの料理を提供する「つけ場小屋」が4月26日から順次オープンしています。清々しい河原で、塩焼き、田楽など野趣満点のつけば料理をお楽しみください」と上小漁業協同組合の黒岩とし子さんは話している。
 参考までにウグイの「つけば漁」の紹介。ウグイは砂利底に集まって産卵する習性がある。その習性を利用して、人工的に作った産卵場所に集まってきたウグイを捕獲する。