3カ月連続前年割れになる

2014.09.25(木)

 8月の全体概況は、相次ぐ台風と前線の停滞がもたらした「8月豪雨」により各地で被害が発生し、外食需要にも影響を与えた。また、7月の中国産鶏肉のニュースが引き続き一部の業態にとってマイナス要因となり、全体の客数は減少、売上げは97.9%と前年を下回った。ただその中で帰省需要などを捉えたファミリーレストランやディナーレストランは堅調に推移した。

全店データ.png

 業態別概況のファーストフード業態は、全体売上げは93.8%と前年を下回った。洋風は中国産鶏肉問題の影響が残り、全体の売上げは前月に続き前年を下回り83.7%となった。和風は価格が高めの新メニュー等により客単価が上昇、売上げは前年を上回った。
 麺類も新メニューが好調で、売上げは110.2%と大きく前年を上回った。持ち帰り米飯•回転寿司は、店舗数•客数が減少し、売上げは97.8%となった。その他は「カレー」が引き続き好調、「アイスクリーム」もテイクアウト需要等で堅調であった。
 ファミリーレストラン業態は悪天候に加え、前年より気温が低かったことも影響し、全体の客数はわずかに前年を下回ったが、客単価が引き続き堅調で、全体の売上げは102.9%と前年を上回った。業種別にみると全業種で売上げは対前年比プラスとなった。特に焼き肉は夏休みの家族連れに合わせたキャンペーンが奏功した店もあり、売上げは111.9%と前年を大きく上回った。
 パブ•居酒屋業態は全体の店舗数の減少と悪天候があいまって、客数は95.2%、売上げは94.8%と前年を下回った。パブ•ビヤホールは、お得なキャンペーンなどにより客数は伸びたが客単価が下がり、売上げは99.4%と前年をわずかに下回った。
 ディナーレストラン業態は新店効果や帰省需要を取り込み、客数が大幅に伸び、客単価も堅調で売上げは110.9%に達した。喫茶業態は各地に降った大雨で客足が落ち、日照時間が例年より少なかったことから冷たい季節商品が伸びず、売上げは98.8%となった。

売上高と店舗数の伸び率推移.png