学校給食用「減塩パン」の提供4月から始まる

「信州ACE(エース) プロジェクト」の重点項目
小麦粉100gに対する食塩量1.8g(減塩量0.2g)

1.gif 公益財団法人長野県学校給食会は、健康づくりの県民運動「信州ACE(エース) プロジェクト」 の重点項目のひとつである「減塩」の取り組みの一環として、 長野県パン商工組合、長野県学校保健会栄養教諭・学校栄養職員部会、県教育委員会等と検討し、学校給食用のパンの塩分を減らした「減塩パン」の提供を4月から始める。
 学校給食用「減塩パン」の概要は、小麦粉100gに対する食塩量の現行2.0gを変更後1.8g(減塩量0.2g)にするというものだ。約9割の学校(調理場)は、長野県学校給食会が製造を委託したパン業者から給食用のパンを購入している。
 パン一食あたりの小麦粉使用量は、小学生が約50g〜70g、中学生が約80gで、今回の取り組みにより、パン給食の際の塩分量は0.1g〜0.16gの減となる(学校給食1食分の塩分量は、国の基準により一人3g未満<12 歳~14 歳の場合>に定められている)。
 提供学校数(公立小中、特別支援学校)は508校、全学校数に対する割合は88.7%、提供開始時期は平成27年4月の給食からとなっている。
 参考までに公益財団法人長野県学校給食会は、学校給食の普及充実を図り、県内全域に学校給食用物資を円滑に供給することを目的に、米、麺類、加工食品等学校給食用物資の買入れ、売渡しに関する業務、パンの加工等物資の製造に関する業務及び地産地消等食育の推進に関する業務を実施している。
 この件のお問い合わせ先は公益財団法人長野県学校給食会(理事長)清水有二 (事務局長)瀧本英一まで(電話026-282-6080<代表> FAX026-282-6535)。
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