2018.10.25(木)

珈琲で“ちょっとやさしい気持ちになれる”プロジェクト。

スタートに伴い、関連新商品のドリップパック「#coffee letters blend」          

販売開始(ワインスタンド&珈琲焙煎所 25)

   11月6日より閑静な住宅街、西千葉で「珈琲とワインを軸に暮らしを楽しむきっかけを作りだす」をコンセプト に営業する飲食店『珈琲とワインのある暮らし 25』が、プロジェクトに関連した新商品「#coffee letters blend」を販売開始する。
   同店は9月2日に千葉県君津市で開催された「オデカフェ珈琲マーケット」でそのポストカードを配布し、本プロジェクトをスタートした。県内各地のポストカード設置店は順次増やしていく予定で、ホームページ(https://www.vingt-cinq25.com/)上で公開している。

イベントでコーヒーレターを配布している様子

 
   ドリップパックは、同店の手回しロースターで少量ずつ焙煎し、ドミニカの珈琲豆を用いて、ワインのような果実の甘い香りとライムのような上質な酸を表現。同店らしさとプロジェクト普及を祈願した商品となっている。

オリジナルドリップパック1個216円

   1個216円で店頭やイベント出店時に販売予定。カップにセットし、お湯をそそぐだけで気軽に楽しめる。忙しい朝やギフトとしてもおすすめの商品となる。同店が始める“#coffee letters project”は、前の人からメッセージとともに贈られたコーヒーを楽しみ、自分もまた誰か別の人のためにメッセージとコーヒーを贈ってあげるというプロジェクトだ。
   “ギフト経済”とは“前の人から受けた親切を別の人に贈り、つないでいく”ことで恩返しならぬ恩送りのことだ。普段あまり耳にしない言葉でも、2000年にヒットした映画「ペイ・フォワード 可能の王国」なら知っている人も多いかもしれない。
   主人公の少年が先生から投げかけられた「もし自分の手で世界を変 えたいと思ったら、何をするか?」という課題に対して思いついた考え「ペイ•フォワード(pay it forward)。 自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に贈る」というのが“ギフト経済” の考え方そのものだ。
 
プロジェクトの具体的な参加方法は次の通り。
■“#coffee letters project”参加方法
①本プロジェクトのポストカードを千葉県内各地の協力店(美術館、ギャラリー、ゲストハウスなど)やイベントで入手する。
②県内各地からポストカードを片手に、一杯のコーヒーとメッセージに思いを馳せながら、同店が運営する『コーヒーレター案内所(千葉市稲毛区黒砂 1-14-6)』に向かう一時の旅を楽しむ。
③『コーヒーレター案内所』で前の人が贈ってくれたコーヒーを、メッセージを読みながら堪能する。
④『コーヒーレター案内所』を訪れる次の旅人に向けたメッセージとコーヒー(※)を預ける。(※次の人へのコーヒー代金。金額は“あなたの気持ち”次第)

配布しているコーヒーレター

 

コーヒーレターの裏面には参加方法やマップを記載

 
   本プロジェクトのきっかけについて同店店主は「ここ西千葉でお店を開業してまもなく3年を迎えることができる。これまでを振り返って感謝の気持ちを込めて、社会に何か恩返しをしたいと思い、“#coffee letters project”の実施に至った。
   プロジェクトに参加してくれた方が新商品「#coffee letters blend」を誰かに贈ることで、ギフト経済が循環し、珈琲でいつもより “ちょっとだけやさしい気持ち”になってもらえたら嬉しいです」と語る。
 
   ちなみにワインスタンド&珈琲焙煎所 25(URL:http://www.vingt-cinq25.com/)は飲食店で、本社を千葉県千葉市稲毛区黒砂1-14-6 山政ビル101に置く。携帯は090-9812-9645、代表者は蛭田智也氏、資本金は300万円。