2019.12.30(月)

登録有形文化財の宿の「おちあいろう」(静岡・伊豆)

リニューアルオープン、創業1874年の老舗旅館が現代の

高い建築技術との融合で生まれ変わる

   伊豆•天城湯ヶ島温泉で、明治7年創業と145年の歴史を紡いだ登録有形文化財の温泉旅館『落合楼村上』を(株)Plan•Do•Seeがプロデュースし、令和元年の秋にリニューアルオープンした。 

伊豆の山々と 眼前を流れる狩野川を眺望できる露天風呂と洞窟風呂
   明治7年(1874年)創業の老舗旅館•落合楼村上。古き良き時代の面影はそのままに、現代の高い建築技術との融合によりデザインを一新し、「おちあいろう」として令和元年9月26日(木)にリニューアルオープンした。
   プロデュースを手がけたのは(株)Plan・Do・See(東京・丸の内)。歴史と伝統、豊かな自然の借景はそのままに、最新の建築技術と洗練されたデザインで現代的に一新した。アメニティにもこだわり、より快適にお過ごしいただけるよう追求し、生まれ変わっている。都会の喧騒から離れた自然豊かな伊豆の奥地にある「おちあいろう」は、本谷川と猫越川が合流する狩野川の畔に位置している。
 

石畳 の道を通り抜けると瓦葺きの大屋根が印象的な玄関。この玄関を含む7棟が国の登録有形文化財として登録されている。
   島崎藤村、川端康成、北原白秋などの名だたる文人墨客に愛されてきた温泉宿は、登録有形文化財にも指定された唯一無二の非日常の空間。職人の卓越した伝統技術による装飾とモダンな雰囲気を残すステンドグラスや照明が施されたラウンジ、婚礼や祝典で利用できる伝統的な和の空間「大広間」など、建築美も楽しめる。全16室の客室には源泉掛け流しの内風呂も。お食事は新鮮な地元伊豆の食材をふんだんに使用し、四季を五感で楽しめる懐石を用意している。
   また、自然豊かな伊豆の山々と眼前を流れる狩野川を眺望できる露天風呂と湯けむりに包まれた洞窟風呂では、天城湯ヶ島温泉ならではの源泉掛け流し硫酸塩泉が日頃の疲れを芯から癒しくれる。
   今回のリニューアルにて新たに、柔らかな木漏れ日がさす源泉掛け流しの内風呂(月の湯)に、サウナブームを先導してきた業界の第一人者の松尾大氏が手掛けた、茶室を思わせるサウナを併設している。今行くべき全国のサウナをランキングにした「SAUNACHELIN 2019(サウナシュラン 2019)」に選出された、今注目のサウナとしても話題を集めている。
   東京から1時間半、渓流の音に耳を傾けながら、贅沢な非日常のひとときをお過ごしいただける「おちあいろう」。「まずは是非リニューアルしたサイトで世界観をお楽しみください」という。【旅館概要】
名称:おちあいろう
所在地:静岡県伊豆市湯ヶ島1887-1
敷地面積:11,570㎡
客室数:16室 内3室 露天風呂付(47.68㎡ ~ 74.07㎡)
客室料金:67,000円~102,000円(税込)柔らか
(※表記料金はいずれも1室2名様利用時、1名様料金1泊2食付サービス料、入湯税込、宿泊中のお飲み物代も込)
源泉:天城湯ヶ島温泉
チェックイン:15時から
チェックアウト:11時まで
【URL】https://www.ochiairo.co.jp  

柔らか な日差しが差し込む客室は全てお庭に面しており、季節ごとの表情が楽しめる。
 

全て のお部屋に源泉掛け流しの内風呂を完備。客室露天を備えたお部屋も茶室

茶室 をイメージしたサウナ。自然に囲まれた空間で心身ともに安らぐ地元

地元 で採れた食材をお楽しみいただける。素材本来の旨味を活かし、ひとつひとつ丁寧に作り上げている。
   この件のご宿泊•一般のお客様のお問い合わせは(株)おちあいろうまで(電話0558-85-0014 URL:https://www.ochiairo.co.jp )。
 
   ちなみに(株)おちあいろう(URL:https://www.ochiairo.co.jp)はサービス業で、本社を静岡県伊豆市湯ケ島1887-1に置く。代表者は野田豊加氏である。