2024.02.01(木)

「信州の伝統野菜」産地情報交換会
2月5日県松本合同庁舎講堂で開催
事例•活動紹介など

   信州には気候や風土に適応した様々な野菜が、貴重な「食の文化財」として受け継がれている。県ではこうした野菜のうち基準を満たしたものを「信州の伝統野菜」として選定している。今回「信州の伝統野菜」の一層の生産振興と地域振興を図るため、生産者と関係者が一堂に会した情報交換会を開催する。

「信州の伝統野菜」ロゴマーク
   日時は2月5日(月) 午後1時30分~4時、場所は長野県松本合同庁舎 講堂(松本市大字島立1020)で行われる。内容は「信州の伝統野菜」の現状及び取組状況について、事例•活動紹介(ア[佐久古太きゅうり](佐久市 佐久古太きゅうり保存会)イ[小布施丸なす](上高井郡小布施町 小布施丸なす保存会)ウ[ぼたんこしょう](中野市 ぼたんこしょう保存会)となっている。
   続いて信州伝統野菜認定委員による座談会「信州の伝統野菜の『継承』について」が行われる。ファシリテーターは、松島憲一氏(信州大学学術研究院(農学系)教授)、パネリストは土屋智氏((株)R&Cながの(((株)R&Cながの青果執行役員 長野本社野菜部統括マネージャー)、清水偉孝氏(清水種苗(株)代表取締役社長)、上杉壽和氏(全国農業協同組合連合会長野県本部 技術審議役)、横山タカ子氏(料理研究家)。参加者は生産者等約60名、なお事前申し込みは不要だ。
~信州の伝統野菜とは~
   県内で栽培されている野菜のうち、「来歴」「食文化」「品種特性」という3項目について一定の基準を満たしたものを、県が「信州の伝統野菜」として選定している。また選定された野菜のうち、伝承地で継続的に栽培されている伝統野菜及び一定の基準を満たした生産者グループ(生産者組織、農協、市町村等)に対し、「伝承地栽培認定」を行っている(選定84品種、伝承地栽培認定延べ55団体)。

 
   この件のお問い合わせは県農政部 園芸畜産課 野菜•特産係 (担当)高橋まで(電話026-235-7228<直通>   026-232-0111<代表>内線3089   FAX026-235-7481   電子メール enchiku@pref.nagano.lg.jp)。