2024.06.28(金)

上田市内の飲食店で
ウエルシュ菌による
食中毒発生

   本日、上田保健所は上田市内の飲食店「そえるcafe」を食中毒の原因施設と断定し、当該施設の営業者に対し令和6年6月29日から令和6年7月1日まで、3日間の営業停止を命じた。患者は6月22日に当該施設が調理、提供したキーマカレー弁当を喫食した2グループ49名中の2グループ 41名(上田市、東御市、小県郡、他在住)で、長野保健所が行った検査により患者便及び弁当の残品からウエルシュ菌が検出された。なお、患者は全員快復した。
   この食中毒は令和6年6月23日午前8時45分頃、飲食店「そえるcafe」の営業者から「6月22 日に自社で調理、提供したキーマカレー弁当を食べた者のうち20名程が体調不良を呈している」旨の連絡があった。上田保健所による調査結果によると、患者は6月22日に当該施設で調理、提供されたキーマカレー弁当を喫食した49名中41名で、 同日午後1時頃から下痢、腹痛等の症状を呈した。
   患者は当該施設で調理、提供されたキーマカレー弁当を共通して喫食していたこと、長野保健所が行った検査により患者便及び弁当の残品からウエルシュ菌が検出されたこと、患者の症状はウエルシュ菌による食中毒の症状と一致していたこと、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、上田保健所は当該施設で調理、提供されたキーマカレー弁当を原因とする食中毒と断定した。
   参考までに患者へ提供されたメニューは、キーマカレー、ゆで卵、玄米ご飯、ピクルスであった。
長野県内(長野市•松本市含む)における食中毒発生状況(本件含む)は、令和6年度11件232名(うち 長野市•松本市)(4件)(129名)、令和5年度10件205名(うち長野市•松本市)(3件)(30名)となっている。
   この件のお問い合わせは上田保健所 食品•生活衛生課 食品•動物衛生係 (担当)中曽根、藤井、根本まで(電話0268-25-7152<直通>  0268-23-1260<代表>内線2314  FAX0268-25-7179  E-mail uedaho-shokusei@pref.nagano.lg.jp)。