2017.05.20(土)

「やまと豚」がiTQi(国際味覚審査機構)
2017年度審査会で3年連続
「三ツ星」を受賞!(フリーデン)

 養豚から豚肉の加工•流通をはじめ飲食までを一貫経営で展開する(株)フリーデン(本社神奈川県平塚市、森延孝代表取締役社長)では、本年3月にベルギーで開催されたiTQi(国際味覚審査機構)2017年度審査会に自社農場で生産した「やまと豚」をエントリーした。

 世界の一流シェフやソムリエの中から厳選された審査グループによる目隠し方式官能分析の結果、2015•2016年度に続きSuperior Taste Award(優秀味覚賞)「三つ星」を受賞した。最高評価の「三ツ星」を3年連続で受賞した食品にはCrystal Taste Award(クリスタル味覚賞)が与えられる。これは国産豚肉として日本初の快挙といえる。表彰式は6月14日にブリュッセルで行われる。
 
■国際味覚審査機構-iTQi の審査会と評価方式
 International Taste & Quality Institute-iTQi(国際味覚審査機構)は、ベルギー(ブリュッセル)に本部を置き、世界中の食品の「味」の審査をし、優れた食品を表彰•プロモーションする機関だ。審査会は毎年3月にブリュッセルで行われている。
 審査はヨーロッパで権威のある15の調理師協会および国際ソムリエ協会(ASI)に属する一流シェフとソムリエの中からさらに厳選された「大規模な審査グループ」による徹底した目隠し方式(ブラインドテスト)によって行われる。
 各審査員は、第一印象、外観、香り、食感、味覚などの基準に基づいて評価表に点数を記入していく。審査はエントリーした食品ひとつひとつの長所を点数で評価するもので、食品同士の優劣を競うものではない。総合評価70点以上の食品には、点数に応じて以下の3段階の「優秀味覚賞」が贈られる。星の数で表すことから「食品のミシュランガイド」とも言われている。
 
●Superior Taste Award(優秀味覚賞)
3つ星(極めて優秀)総合評定90以上
2つ星(特記に値する)総合評定80以上~90未満
1つ星(美味しい)総合評定70以上~80未満
●Crystal Taste Award(クリスタル味覚賞)
 優秀味覚賞「三ツ星」を3年連続で受賞した食品に与えられる。クリスタル味覚賞は3年間にわたって異なる審査員グループによって目隠し状態で審査され、総合評定で90以上を獲得した食品のみが得られる賞で、継続的な卓越性の証しともいえる。
 フリーデンとしては、農場HACCP認証の取得やDNA技術の活用によるトレーサビリティシステムの確立で「安全•安心」の確保が可能になったことに加え、今回、iTQiで栄誉ある三ツ星を3年連続で獲得、クリスタル味覚賞を受賞したことで「日本の豚 やまと豚」の専門家による「おいしさ」の裏付けができたと考え、より一層の品質向上に努めていくとしている。

 この件に関するお問い合わせ先は(株)フリーデン広報担当[担当者名]落合あずさまで(電話0463-58-0123 [Email] ochiai@frieden.co.jp)。