2017.08.21(月)

「長野県農泊研修会」開催
8月28日に松本合同庁舎で
先進事例の発表など

 長野県では、農泊の推進と都市農村交流活動の受入体制の強化を図るため、農泊の先進事例や補助金の活用について学ぶ研修会を開催する。
 日時は8月28日(月)13時30分~16時30分(受付13時00分~)、会場は長野県松本合同庁舎(松本市島立1020)2階講堂。なお、駐車台数に限りがあるので公共交通機関の利用を呼び掛けている。対象者は農村体験プログラムの提供者、観光事業者、宿泊施設事業者等、市町村及び地域振興局都市農村交流、農家民宿等担当職員となっている。
 そのプログラムは都市農村交流活動の現状及び農泊施策の国における動向について(農林水産省関東農政局)、先進事例の発表。群馬県みなかみ町一般社団法人みなかみ町体験旅行常務理事の福田一樹氏(取組概要:H20年「子ども農林水産交流プロジェクト受入モデル地域」の受入団体として協議会が発足。企業研修の受入などのニーズ拡大に対応するため旅館•ホテルと提携。H23年友好都市協定を結ぶ台湾の教育旅行受入を誘致、インバウンドの取り組みを開始。H24年法人化、旅 行業資格取得)。
 一方、石川県能登町の春蘭の里実行委員会代表取締役の多田喜一郎氏(取組概要:H8年、能登町宮地•鮭尾地区にて限界集落への危機意識から「春蘭の里実行委員会」結成。 H18年廃校を活用した宿泊施設オープン。H20年「子ども農山漁村交流プロジェクト」実施。 H26年に47軒の農家民宿にて延べ人数10,000 人を受入した。その他に農山漁村振興交付金について(農林水産省関東農政局)
 参加申し込みは8月24日(木)までに、別紙申込用紙に記入の上、楽園信州•移住推進室あてにFAXまたは電子メールにて申し込む。
 農泊とは...。農山漁村において日本ならではの伝統的な生活体験と農村地域の人々との交流を楽しみ、農家民宿をはじめとした多様な宿泊手段により旅行者にその土地の魅力を味わってもらう農山漁村滞在型旅行を指す。。
 
 この件のお問い合わせは県農政部 農業政策課 農産物マーケティング室 (室長)中山武幸 (担当)堀内明美まで(電話026-235-7217<直通> FAX026-235-7393 E-mail marketing@pref.nagano.lg.jp)。