2018.02.15(木)

農業分野における温暖化対応研究最前線

農業関係試験研究発表会を3月9日開催!

塩尻市の長野県総合教育センター講堂で

  県農業関係試験場では、将来的な温暖化が農作物に及ぼす影響の調査や温暖化に対応するための研究を行っている。こうした研究や開発中の新品種•新技術を紹介する「農業関係試験研究発表会」を開催する。さらに今年は研究シーズをお持ちの企業等と試験場とのマッチングブースを設ける。
  日時は3月9日(金)10:00~16:40、場所は長野県総合教育センター講堂(塩尻市大字片丘字南唐沢 6342-4)。研究発表会の第1部はポスター発表及び試験研究マッチング(10:00~12:00)。研究成果約40課題のポスターによる発表、研究シーズ(技術•ノウハウ)がある企業とのマッチングという内容だ。
続いて第2部の基調講演(13:10~14:20)は、気象予測情報「メッシュ農業気象データ」を利用した作物の栽培管理支援。(国研)農業•食品産業技術総合研究機構の農業環境変動研究センター上級研究員の大野宏之氏が講演する。
  第3部では温暖化対応研究の取組報告(14:30~16:40)。①長野県における温暖化研究の取組(農業試験場)、②長野県における温暖化による水稲作への影響評価(農業試験場)、③温暖化を想定したりんご生産への影響評価(果樹試験場)、④将来的な地球温暖化がレタス生産に及ぼす影響について(野菜花き試験場)以上の報告がある。
  参加対象者は農業生産者や技術指導者をはじめ興味のある方はどなたでも参加できる(無料).。申し込みは3月4日(月)までにFAX又はEメールで下記まで申し込む。農業試験場 企画経営部まで(電話026-246-2412  FAX026-251-2357  E-mail nogyoshiken@pref.nagano.lg.jp)。会場アクセスについては下記の総合教育センターホームページを→URL: http://www.edu-ctr.pref.nagano.jp/
LinkIcon参加申込書.pdf
 


高温条件再現ハウスとハウス内のりんご樹  
 

正常な玄米 高温で品質 が低下した玄米(白未熟粒)


 

高温で茎が伸びて商品価値が低下したレタス
  この件のお問い合わせは農業試験場企画経営部 (部長)三田毅 (担当)星野英正まで(電話026-246-2412<直通>  FAX026-251-2357  E-mail nogyoshiken@pref.nagano.lg.jp)。