2018.04.26(木)

声をかけあい•助けあい 農作業事故ゼロへ
「春の農作業安全運動月間」が5月1日から始まる
29年中は7件の死亡事故が発生

 農作業中の事故により、県内では平成29年中に7件の死亡事故が発生しており、今年は既に野焼き等によるやけどが原因で6件の死亡事故が発生している。小さなヒヤリに慣れてしまうことが大きな事故につながるので、「仕事への慣れや過信による油断」「作業を遅らせまいとする焦り」は禁物だ。「ご家族や仲間で声をかけ合い、事故を未然に防ぎましょう」と県農政部は呼び掛けている。
 実施期間は5月1日(火)から5月31日(木)までの1か月間、主催は長野県、長野県農作業安全推進会議だ。春の農作業安全運動月間の推進活動は、①死亡事故多発を受け、JR長野駅前や地域におけるさまざまな場面において「声かけ」を実施②農業者が参加する会議や講習会等で農作業安全に係る話題を取り上げて注意喚起③農業改良普及センターが中心となり、市町村やJA等と連携して地域に応じた「声かけ」の活動となっている。
<月間のスタートにあわせた街頭啓発>
 JR長野駅前で「声かけ」の街頭活動を行う。日時は5月1日(火)AM7:30~8:20。啓発チラシを封入したポケットティッシュの配布と合わせ、県•JA•農業機械団体の職員が広く県民の皆様に対して直接「声をかけあい、助けあい、農作業事故ゼロへ!」「乗用型トラクター乗用時はシートベルト•ヘルメットをちゃくようしましょう」と声かけを行う。

 
この件のお問い合わせは県農政部農村振興課担い手育成係 (課長)小林安男 (担当)竹田脩平まで(電話026-235-7243<直通> 026-232-0111<代表>内線3109 FAX026-235-7483 E-mail noson@pref.nagano.lg.jp)。