2018.06.19(火)

就農に向けた農業研修を支援

「農業次世代人材投資資金(準備型)の

申請を受け付けます」(県農政部)

   薬剤耐性菌の拡大を防ぐため、りんご生産者の皆様には園地の確認を行っていただきますとともに、りんごの苗木•穂木等を導入する際は十分注意するよう、県では呼び掛けている。
   今回確認されたDMI剤耐性菌によるリンゴ黒星病の発生園は、昨年秋以降に定植したほ場など限定的だが、周辺への感染が懸念されるため早期発見が極めて重要だ。発生園では苗木の伐採や被害葉を摘み取るなどの対応が必要となるので、疑わしい症状があったら、お近くの農業改良普及センターに連絡する。

   リンゴ黒星病とは糸状菌(カビ)による病害で、リンゴの葉や果実にすす状の病斑を生じ、落葉、落果、裂果を引き起こす。薬剤耐性菌(耐性菌)とは、これまで効果のあった農薬が効かなくなり、
十分な防除効果がみられなくなった菌のことだ。
   防除対策は被害の発生状況に応じて、「被害葉や被害果の摘み取り」や「苗木の伐採」などが必要となる。また、薬剤による防除は効果のある薬剤(DMI剤及びQoI剤を除く)を使用し、間隔を空けずに定期的に実施することが必要。詳細については農業改良普及センターに相談を。その他に県外から導入された苗木での発生が多いことから、りんごの苗木•穂木等を導入する際は十分注意するよう呼び掛けている。
   問い合わせ先は、詳細は病害虫防除所またはお近くの農業改良普及センターへお問い合わせください。病害虫防除所URL(http://www.pref.nagano.lg.jp/bojo/index.html)
 
   この件のお問い合わせは長野県病害虫防除所 (所長)中島賢生 (担当)堀道広まで(電話026-248-6471<直通>  FAX026-248-6473  E-mail bojo@pref.nagano.lg.jp)。