2018.12.07(金)

農業自動化プラットフォームの「inaho(株)」

X-Tech Innovatin2018で、最優秀賞を受賞!

ロボットの収穫時の動画も初の一般公開

   農業自動化プラットフォームの「inaho(株)」はX-Tech Innovatin2018で最優秀賞を受賞した。先月行われたTechCrunch Tokyo 2018スタートアップバトルでIBM BlueHub賞とPwC賞の受賞と合わせて1ヶ月間で230万円以上の副賞を獲得した。12月4日に福岡市にて開催された、X-Tech Innovatin2018においてinaho(株)(本社神奈川県鎌倉市、菱木豊•大山宗哉代表取締役)がファイナリスト12社の中から最優秀賞を受賞した。
   「X-Tech Innovation」とは、各業界•業種を横断する、デジタルテクノロジーを活用した新しいサービスを広く募集するビジネスコンテスト。ファイナリストとして開発中の野菜の収穫ロボットを軸とした農業自動化プラットフォームの概要と戦略、ビジョンをプレゼンした。
   農業や屋外作業の自動化、省力化ニーズが拡大する中で、ロボティクスとAI技術で解決していくという同社の取り組みや今後の戦略、将来性が評価され、見事最優秀賞の受賞につながった。また、スポンサー賞として富士通(株)、(株)ジェイコム九州からも協賛企業賞をいただいた。
   同社の菱木は授賞式にて、「自分たちの想像していない多くの分野でお役に立てる可能性やシナジーを感じていただき大変嬉しく思っています。2030年までに日本国内の農家数が半減すると言われていますが、そのとき野菜の価格が2倍になって良いはずはありません。この分野にテクノロジーを入れ新しい価値を作っていくことを皆様と一緒に進めていきたいです!」と想いを述べた。
 
■inahoが開発中の野菜の自動収穫ロボットの動画


 
X-TechInnovation公式Webサイト https://www.ibank.co.jp/xtech2018/
受賞風景 

■最優秀賞 に選ばれた「inaho株式会社」とは
   inaho(株)は、野菜の自動収穫ロボットを軸とした農業プラットフォームを展開する鎌倉のベンチャー企業だ。収穫に代表される人の判断が必要な農作業をAIとロボティクスで置き換える事で、人手不足や食料問題を解決し、人々がクリティティブな作業のみに注力できる世界を作っていく。2019年初夏にリリース予定の野菜収穫ロボットは、アスパラガス、きゅうり、ピーマン、ナス等を一台で収穫できるだけでなく、作物の病害判定や土壌診断等の機能拡張ができる設計となっている。
■inaho株式会社について(http://inaho.co/
設立 : 2017年1月17日(イイ稲の日)
代表取締役 : 菱木豊  大山宗哉
オフィス : 神奈川県鎌倉市材木座4-10-14
事業内容:一次産業に対するソリューション提供。AI・ロボティクスを用いた事業開発。