2019.10.03(木)

長野県オリジナル品種のりんご

「シナノスイート」は10月上旬~

下旬にかけて出荷される

   太陽の光をいっぱいに浴びて育ったりんご「シナノスイート」の出荷が始まる。たっぷりの果汁と強い甘みが魅力のりんごで、スイーツ感覚で誰もが食べやすい品種だ。出荷期間は10月上旬~10月下旬、主な産地は県内全域、長野地域、松本地域などだ。

   長野県果樹試験場が「ふじ」と「つがる」を交配して選抜育成した「シナノスイート」は、平成 8年に品種登録された。人気が高い品種で、この時期に出荷されるりんごの中では、もっとも多く栽培されている。栽培面積も年々増え、10年前と比較して約2倍に拡大している。県園芸畜産課調べによると、県内の生産状況は平成20年の栽培面積は384ha、平成25年栽培面積は682ha、平成30年栽培面積は778haとなっている。
 
<松本地域からのひとこと>
   北アルプスのふもとから県の中央部にかけて広がる松本地域は、雨が少なく、昼夜の気温差が大きいため、果樹栽培に最適な環境が整っています。今年は春先の霜や日照不足があったが、農家さんの努力によって、質のよいりんごが揃った。中でも松本の太陽を浴びて育った長野県育成品種「シナノスイート」は甘みが強くジューシーです。

   シナノスイートは県内の直売所やスーパーマーケット等で幅広く販売している。お買い求めについては販売所の検索はコチラ→https://www.oishii-shinshu.net/shop(おいしい信州ふーどネット)。
   なお、第52回うまいくだものコンクール(りんご)「シナノスイート」の開催日は、10月15日(火)13:00~15:30(一般公開は16:00~17:00)、場所は長野県農業試験場技術館講堂(須坂市小河原492)で開催される。褒賞は農林水産大臣賞1点、農林水産省生産局長賞1点、長野県知事賞1点、他6点となっている。
 
   この件のお問い合わせは県農政部 農業政策課 農産物マーケティング室 (室長)小林茂樹 (担当)石川政志まで(電話026-235-7216<直通>  026-232-0111<代表>内線3027  FAX026-235-7393E-mail marketing@pref.nagano.lg.jp)。