2020.01.31(金)

県農業大学校が新たな大豆での

『GLOBAL G. A .P.』(グローバル ギャップ)

認証を取得する

   県農業大学校では、昨年の野菜(⻑芋)に引き続き、授業(農業生産工程学演習)の一環としの「GLOBAL G.A.P.」の認証取得に取り組み、この度、認証機関であるSGS ジャパン(株)から審査登録証が交付され、大豆で「GLOBAL G.A.P.」の認証を取得した。大豆での「GLOBAL G.A.P.」の認証取得は県下初となる。
   認証を取得した品目は大豆。発行日は2020年1月3日、有効期間は1年間(2020年3月27日から2021年3月26日まで)となっている。認証取得のねらいは、農業大学校では地域のリーダーとなる農業経営者の育成を􏰀っていることを踏まえ、GAPについての知識の習得や、卒業後の農業経営においてGAPに取り組む能力の向上を図るために、平成30年度からGAPの授業をカリキュラム化している。大豆での認証取得は県下初であり、学生にとって貴重な経験となった。


GAPが目指すもの 「良い農業の実践」

「GLOBAL G.A.P.」書類審査
 
  GAP(Good Aguricaltural Practice 農業生産工程管理)とは、農業生産活動の中で必要な関係法令などに則して定めた点検項目に沿って、農業生産における各工程の正確な実施、記録、点検及び評価を行い持続的に改善していく活動だ。GAP実践により「食品安全」「環境保全」「労働安全」が確保され、消費者の信頼確保、取引拡大等の効果が期待される。
【GLOBALG.A.P. 】とは、欧州を中心に世界124か国以上、約20万農場(うち国内700経営体)で実践され、GFSI(「食品安全」の国際標準規格)に承認されている制度である。
 
   この件のお問い合わせは長野県農業大学校 (校長)西澤清 (担当安田正樹まで(電話026-278-5211<代表>  FAX026-261-2121  E-mail nogyodai@pref.nagano.lg.jp)。